来世は猫になる

スローライフで、生きてたい

上野千鶴子さんの東大入学式のスピーチに感動した話

 

ニュースで気づいたんですけど今年の東大の入学式での上野千鶴子さんのスピーチが話題を呼んでますね。

シンプルに素晴らしいスピーチ!って思った次第であります。

 

www.u-tokyo.ac.jp

 

女性差別の前半の部分も勿論素晴らしいと思ったんですけど、

個人的には後半の

「変化と多様性に拓かれた大学」「東京大学で学ぶ価値」

の部分が特に共感しましたね。

 

これは東大に限らず色々な事で言えることだし、こーゆー認識を持つのは大事だなーって思いました。

 

「あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと...たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。」

 

深い。

努力は「必ず」報われるってのは、綺麗ごとというか、大人がまだ社会を知らない子供にとりあいず皆平等なんだよって教えるための決まり文句というか。

(ただ子供に正直に社会の汚い部分とかSEXとか事実を教えるのは良いものなんでしょうかね、綺麗ごとばかり教えてもって思うし、個人的には汚い部分も教えて良いとは思いますけど)

 

やっぱりその時の環境だったり運的な要素もあると思う、それにそもそも努力の方向性や仕方が間違っていれば目標にたどり着けない。

 

かといって

じゃーすべてを環境のせいにすれば良いのかと言われればそうではないし、かといって失敗した責任をすべて自己責任で片付ける(頑張りすぎて心身を壊した人とかね)のも違う。

まぁだから、あれだ

生まれる場所は選べないので、その場所でできることを自分のペース自分の評価でコツコツやるしかないかなー。

しかし発展途上国とか難民で生まれてきて、今日生きることで精いっぱいみたいな人達はそもそも選択肢が限られるわけで、、、難しい問題だ。

 

「あなた方には、東大ブランドがまったく通用しない世界でも、どんな環境でも、どんな世界でも、たとえ難民になってでも、生きていける知を身につけてもらいたい。大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています。知を生み出す知を、メタ知識といいます。そのメタ知識を学生に身につけてもらうことこそが、大学の使命です。ようこそ、東京大学へ。」

 

これは大学が就職予備校なんかじゃなく学問の場ってことを再認識させてくれますね。

 

おそらく今回のスピーチは今後も語り継がれるような名スピーチの一つになると思ってます。若干スピーチの内容から逸れた部分もあるけどまぁスピーチは、、

素晴らしかったd(- - )